「食」と「農」 映画とマーケットで訴え 中津市下郷地区 7日にイベント
http://www.nishinippon.co.jp/nlp/cinema_news/article/131668@西日本新聞朝刊
人口約1600人の中山間地、大分県中津市耶馬渓町の下郷地区で7日、住民手作りの映画と食のイベント「第2回下郷映画祭&オーガニックマーケット」(実行委主催)が開かれる。
地区には有機農業に力を入れる下郷農協があり、近年は食や農に関心のある移住者が増えている。イベントは食の安全や暮らしのあり方について考え、都市と農村が交流する機会にしようと、U・Iターン者などでつくる実行委が企画した。
映画は、遺伝子組み換え作物と原発の問題に焦点を当てる「世界が食べられなくなる日」▽水俣病認定患者の生きざまを描いた「のさり」▽近代農業のあり方を問う「ホッパーレース~ウンカとイネと人間と~」‐の3作品を下郷公民館で上映。「のさり」の西山正啓監督や地元農業者らによるトークショーも行われる。
マーケットには、環境などに配慮したオーガニックにこだわる同地区の飲食店をはじめ大分、福岡、奈良3県から20店舗が出店する。映画は大人前売り1500円(当日1800円)、中高生500円、小学生以下無料。ボランティアスタッフも募集している。豆岳珈琲=0979(56)2508。
=2014/12/06付 西日本新聞朝刊=